地域安全コーナー

みんなでつくろう安心のまち

　昨年、市内で発生した犯罪を見ると、強盗や放火などの凶悪犯、暴行・傷害などの粗暴犯、オレオレ詐欺などの知能犯は昨年より増えましたが、身近で起こる空き巣狙いや自動車盗などの窃盗犯は減少し、市内全体の刑法犯認知件数(警察署の届出受理件数)は1,711件(前年比21件減)でした。
　全国的に空き巣狙いなどの窃盗犯が多かった平成14年は、市でも1,732件(前年比401件増)と大幅に増加しましたが、平成15年は犯罪の発生を抑止しようと、市や一部の地域で市民によるパトロール活動などの防犯対策が行われるようになり、犯罪増加率は減少(1.3％減)し、その成果が表れているようです。

平成15年中の地区別街頭犯罪（※1）等発生状況

(※1)街頭犯罪…市民にとって身近に起こる犯罪で、一般住宅対象侵入盗の空き巣狙い、忍び込み、居空き、乗物盗、敢行される車上狙い、ひったくり、すりなどを指す。
(※2)居空き(いあき)…家の人が昼寝や食事などをしているすきに屋内に侵入し、お金や物を盗むこと。

不審な人を見かけたら

竜ケ崎警察署電話0297-62-0110
牛久地区交番電話029-872-0014

チャイルドシート貸出事業の廃止について

　平成12年4月1日の道路交通法の一部改正によるチャイルドシート着用義務の施行と同時に、市では子どもの安全は保護者の責務であることを基本としながらも、速やかに新生児からのチャイルドシートの着用の周知と利用促進を図ることを目的に、支援制度としてチャイルドシート貸出事業をスタートしました。
　法施行から4年目を迎え、社会では「生まれたときからチャイルドシート」という安全意識が普及し、チャイルドシートの需要化から製品の研究・開発も進んでいます。現在は、種類やデザイン、価格も豊富になり、その一部が自動車に組み込まれたタイプも出てきています。そのほか、レンタルや一般のリサイクルなども情報化の中で徐々に普及してきています。そして、昨年には国の安全基準がさらに厳しくなり、旧基準のチャイルドシートで当事業を展開することは難しい状況にあります。
　そこで、行政として事業の必要性を検討した結果、かわいい赤ちゃんのために、自動車乗車の際の必需品として、チャイルドシートは保護者などに購入していただき、今後のチャイルドシート着用促進対策としては、「正しい装着」や「自動車には装着されているにもかかわらず、子どもが装着していないといった問題の改善」を重点に実施することになりましたので、ご理解をお願いします。
　以上のことから、チャイルドシートの貸し出しは、平成16年3月31日で終了しますが、貸し出し中のチャイルドシートは、貸出期間満了後借受書(控)を添えて市総合窓口課までご持参ください。

問い合わせ　市交通防災課電話029-873-2111内線1583・1584