牛久町地内での地下水汚染について


牛久町地内で、飲用井戸水から環境基準を超えるトリクロロエチレンなどの有機塩素化合物が検出されました。このため保健所および市では、煮沸をして飲用するようお願いしていますが、煮沸の効用がどの程度であるかを市独自で実験しました。その結果をお知らせします。

煮沸によるトリクロロエチレンなどの減少実験

※煮沸による水の蒸発量は、3分間で約120ミリリットル、5分間で約180ミリリットルでした。
※実験は2回に分けて行いましたが、ほとんど同じ結果でした。
※トリクロロエチレンの水質基準値(水道法)は、0.03mg/リットル以下です。

実験経過

1.ケトル(注ぎ口下までの容積2リットル)に1.5リットルの試料用井戸水を入れる。
2.ガス台にかけ、火を付ける。強火で沸騰まで約8分30秒。
3.計測結果
経過時間 1回目 2回目
1分後 0.037 0.024
2分後 0.0058 0.0036
3分後 0.0008 0.0004
5分後 0.0001 0.0001
7分後 0.0001 0.0001
10分後 0.0001 0.0001

(単位はmg/l)

 以上の実験から、5分後にはトリクロロエチレンの値が定量限界(測定機器で計測できる数値)以下になっています。

【結果】

5分の煮沸を行えば、トリクロロエチレンは基準値以下となりますので、煮沸をしてからの飲用をお願いします。

問い合わせ

【事案全般について】、

市環境衛生課 電話873-2111内線1561〜1563
県南地方総合事務所環境保全課 電話822-8511

【健康相談について】

市保健センター 電話873-2111内線1741〜1745、竜ケ崎保健所 電話0297-62-2161

【上水道について】

県南水道企業団  電話0297-66-5131

こちらは牛久市農業委員会です

農業委員会の組織や活動についてお知らせするコーナーです。

◎農業委員会の任意業務

 農業委員は、農業者の代表として、農業委員会に関する法律や農地法に定められた以外の任意の業務を行っています。
 牛久市でも任意業務の一環として、今年6月から毎月第1、第3月曜日に、農業委員が農地の違反転用の防止や早期発見を目的として市内農地をパトロールし、優良農地の確保に努めています。
 主な任意業務は、次のとおりです。
1.農地パトロール・現地調査活動(生産性の高い農地の確保)
2.認定農業者や新規就農者の確保と育成活動(魅力ある農業経営の確立)
3.農家相談活動(農家へ意見収集のための戸別訪問)
4.情報提供活動(農業委員会だよりの発行)

 また、上記とは別に農業および農業者に関する意見公表、行政庁に対する建議、諮問に応じて答申も行います。
※ 次回は各地区の農業委員についてお知らせします。

問い合わせ お近くの農業委員または市農業委員会事務局 電話873-2111内線3700〜3702