話題 街にひろう


地域の安全は自分たちの力で  東みどり野区で「地域を守るパトロールの会」発足

 空き巣や忍び込みが増加する中、地域や子どもたちを自分たち自身で守ろうと、東みどり野区では6月下旬から「地域を守るパトロールの会」が活動しています。
 当会では特に日時を指定せず、自分たちの都合の良い時間を見つけてパトロールします。買い物に出掛ける人、ウォーキングをする人、犬の散歩をする人、お孫さんの子守をする人など、自分自身で地域を守ろうという考えを持つ人が参加しています。パトロールの際は、「環境パトロール」と書かれた緑色の腕章やたすきを掛けて歩きます。パトロールの状況は、定期的に区長に報告し、もし不審者を見掛けたときは、すぐ警察へ通報することにしており、安全にも配慮しています。
 現在、パトロールに参加している人は約60人。自発的に無理なくパトロールすることで、むしろ楽しみながら、また健康にも良いと会員たちは張り切っています。
 高橋阿佐子区長は「東みどり野区は結束が固いことが広まり、防犯に大きな効果が得られると思う。ほかの地域にも広がってほしい」と話しています。
 このパトロールでは、不審者だけでなく、ごみのポイ捨てや犬のふんの不始末などにも効果があるとのこと。
 会員は少しずつ増えているそうです。(写真:緑色の腕章やたすきを身に付けてパトロール)
*「高」は、正しくは、旧字体ですが、ブラウザで表示できないため、当用漢字で代用しています。ご了承ください。

トイレはきれいに使いましょう ボランティア清掃の柳澤誠治(*)さんに表彰状

 柳澤誠治さん(南)は、平成6年9月からみどり野第一街区公園、さらに平成7年4月からはみどり野第二街区公園のトイレの清掃と公園内のごみ拾いを毎日、自主的に行っています。
 柳澤さんは当時「何気なく公園に行ったら、ごみがたくさん落ちていた。また、トイレに行ったらとても汚れていて使えなかった。これでは、ほかの人たちも困るだろう」と思って始めたのがきっかけです。今では、仕事で近くを訪れた人が「ここのトイレはきれいだから」とわざわざ使いに来る人もいるとのこと。柳澤さんは「きれいになってからは、落書きも無くなった。公共のトイレだから、みんなに気持ち良く使ってもらいたいですね」と話しています。
 このほど、柳澤さんの善行に対して、市から表彰状が贈られました。(写真:表彰を受ける柳澤誠治さん(*)(写真中央)。写真左は推薦者の飯塚冨夫さん(南)。飯塚さんも自主的な清掃を行い、環境省から表彰を受けています。)
*「柳」は、正しくは、旧字体ですが、ブラウザで表示できないため、当用漢字で代用しています。ご了承ください。