「バリアフリーのまちづくりと障害者の自立・
社会参加の促進」についてのアンケート調査結果


 7月15日号広報うしくで募集した「バリアフリーのまちづくりと障害者の自立・社会参加の促進」についてのアンケート調査結果をお知らせします。なお、この情報は、今後の市政運営に役立たせていただきます。ご協力ありがとうございました(回収標本数:70本)。また、お寄せいただいたご意見の詳細は、市ホームページで公開しています。
ホームページ http://www.city.ushiku.ibaraki.jp/

設問1【公共施設(建築物)のバリアフリー化について】

 市の公共施設(建築物)の中で、バリアフリー化が遅れていると思う施設はどこですか?(当てはまると思うものすべてをお選びください)

1.市庁舎【21人】
2.保健センター【9人】
3.中央公民館【11人】
4.三日月橋公民館【4人】
5.奥野公民館【3人】
6.中央図書館【9人】
7.市民センター【11人】
8.牛久運動公園【7人】
9.総合福祉センター【9人】
10.牛久クリーンセンター・リサイクルプラザ【3人】
11.うしくあみ斎場【2人】
12.その他(         )

【その他の主な内容】

・選挙のとき、体育館を使うが(牛久二小体育館)、車いすでは段差がありすぎる。一考ください。
・各学校
・牛久自然観察の森
・知的障害者デイサービスセンター「わくわく」のトイレ
・車いす用の出入り部分が無いものは、全施設造るべきです。
・どこも整備が進んできていると思う。
・利用しない所は分かりません。   など

設問2【改善を要する個所の特定について】

 設問1で指摘された施設の中で、改善を要する具体的な個所はどこですか?また、どのような改善が必要と考えますか?

具体的個所と改善内容 ※複数回答あり

施設名(意見数) 具体的個所と内容 件数
1. 市庁舎(17) 正面玄関前の傾斜・こう配が大きくとても大変、見通しが悪く不便。 6
出入口などの段差改善や、フロアを車いすなどが通りやすいような広いスペースにしてほしい(施設を広くしてほしい)。スロープが急過ぎて怖い。 4
トイレの改善(身障者用トイレ、ベビーベットの設置など)。 3
案内表示が少ない。 1
エレベーターの設置。 1
市庁舎の周りに点字ブロックを。 1
改装後に再度アンケートをしてほしい。 1
2. 保健センター(4) エレベーターやエスカレーターの設置、エレベーターが狭い。 2
スロープがきつい、雨などで滑りやすい、スロープ誘導マーキングがない。 2
3. 中央公民館(8) エレベーターやエスカレーターの設置と災害時の上階からのスロープの設置。 4
出入口の段差改善(アプローチも長過ぎる)や、フロアを車いすなどが通りやすいような広いスペースにしてほしい(施設を広くしてほしい)。車いすでも料理ができるように。 1
トイレの改善(身障者用トイレ、ベビーベッドの設置など)。 2
案内表示が少ない(点字、声の案内なども)。 1
4. 三日月橋公民館(1) トイレの出入口の段差の解消。 1
6. 中央図書館(4) 駐車場・自転車置場が遠過ぎる。 3
車いすで入れるように。 1
7. 市民センター(5) 段差が多く、高低差も大きい。出入口・フロア・トイレなど車いす、ベビーカーなどでも通りやすいように。 2
エレベーターやエスカレーターの設置が必要。 2
屋外の敷石が凸凹している。 1
8. 牛久運動公園(3)  出入口・フロア・トイレなどの段差をなくす。 1
設備の改善など(体育館の扉が重い、歩車道をアンツーカーにしてほしい、床などが雨などで滑りやすい)。 2
9. 総合福祉センター(6)  段差をなくす。創造の家と道との高低差があり、スロープがきつく危険。創造の家に行くのに屋根がなく、雨の日はぬれてしまう。 1
「わくわく」内のトイレが、中は広いが入口ドアが狭く車いすが入れない。 2
ふくしの森の坂道のこう配がきつい。 1
駐車場の拡張整備を。 1
その他(コーヒーなどを飲む喫茶室がほしい)。 1
10. 牛久クリーンセンター・リサイクルプラザ(2)  車いすで見学できる状態にしてほしい。 1
その他(行く足(方法)を持っている人しか行けない)。 1
12. その他(16) 自然観察の森の園道で、雨でぬかるんだ所や崩れた所の補修が必要。など  

設問3【歩道の段差の解消について】

 市民満足度調査では「歩道の段差の解消」というご意見が多数ありましたが、現況における歩道の形状の中で、優先的に改善すべきと思う個所はどこですか?(一つだけお選びください)
1.出入り口における歩道の傾斜の改善【8人】
2.歩道上の進行方向の傾斜の改善【27人】
3.車道部分から歩道部分に上がるときの段差の解消【26人】
4.その他(          )

【その他の主な内容】

・穴をなくすのが先決。
・「まず歩道ありき」の道路事業を!
・あらゆる部分で感じられる。どこという指摘はできない。(滑らかさがない)
・段差はただ解消してしまうと、視覚障害者の場合かえって危険になるのでは?点字ブロックなどが要!
・歩道を車いすで歩いてみれば、いかに凸凹であるかが分かる。もっと平坦にするようにしてほしい。
・スロープが急!公共施設だけはなく、すべての商店にも!
・海外では、歩道部に上がる際の段差はあるが、必ず1カ所は車いすなどが通れるように段差のない所がある。ベビーカーなども助かります。
・各場所で水たまりができる。 など

設問4【今後の取り組みについて】

 今後、市が障害者の自立や社会参加を促進するため、積極的に取り組んだ方がよいと思うことについて具体的に記入してください。

【市が積極的に取り組んだ方がよいと思う活動】

分類区分 内容 件数
障害者スポーツの振興 障害者スポーツの促進。既存施設を改修したり、民間施設の利用を検討、推進する。 2
イベント・行事や講座などへの参加 音楽やスポーツ、歩け歩け大会などの各種イベントや、料理の講習会など交流の場を設ける。  7
サポート体制の強化 障害児の通学に際して保護者の付き添いなしで登下校が可能な体制の確立や、障害のある保護者が学校行事に参加しやすい体制の確立。障害者の家族の自立のためのカウンセリング体制の整備。 3
歩道・移動手段の整備 段差の解消や車いすで通れるなど歩きやすい歩道の確保。かっぱ号などバスの改善。点字ブロックの整備。  6
入居・入所施設などの整備 リハビリ施設やグループホーム・障害者更生施設、ショートステイなどの施設を、慣れた地域で生活できるように市内に造ってほしい。  6
働く場所の確保 共同作業所や作品などを販売する自立ショップなどを、公共施設の中や市中心街に開設してほしい。就労訓練や就職活動の支援、市役所職員または臨時職員としての採用を進める。 12
その他 市民一人ひとりが当たり前に支援できるように、市民への意識付けのため広報・指導など心のバリアフリーにも積極的に進めていく。点字ブロック上の駐輪や「車いすマーク」のある場所への駐車などのマナー違反をさせない。など  19

設問5【性別】あなたの性別は? 〈無回答1人1%〉

1.男性【26人(37%)】   2.女性【43人(62%)】

設問6【年齢】あなたの年齢は? 〈無回答1人1%〉

1.20歳未満【0人(0%)】2.20歳代【7人(10%)】3.30歳代【10人(14%)】4.40歳代【13人(19%)】
5.50歳代【14人(20%)】6.60歳代【13人(19%)】7.70歳代【12人(17%)】8.80歳以上【0人(0%)】

問い合わせ 市政策審議室 電話029-873-2111内線3301


「快適な生活時間を演出する都市交通網の整備」を推進するためのご意見を伺います


 「まちづくりへのご意見募集」の最終回のテーマは「快適な生活時間を演出する都市交通網の整備」です。今回は「コミュニティバスの運行」「常磐線の利便性の向上」「幹線道路の整備」について、市民の皆さんのご意見をお聞かせください。

●回答方法

 広報うしく9月15日号はがき部分にご記入の上、郵送してください。切手をはる必要はありません。
 締め切り日 9月30日(火)

問い合わせ 市政策審議室 電話029-873-2111内線3301


★コミュニティバスの運行について


【現状】
 市では7月から、コミュニティバス「かっぱ号」の運行を開始しました。今回の運行は、市内のほぼ全域を網羅できるよう9ルートを設定し、バス5台で運行しています。(運行ルート・時刻表の詳細については、広報うしく6月15日号を参照)
 なお、今回の運行は平成17年3月までの実験運転として試験的に実施しているものであり、広報うしく8月15日号に運行開始後1カ月間で利用された方々のご意見、ご要望やルート別利用状況を掲載しました。今後、さらに市民の皆さんからのご意見を伺いながら、平成17年4月からの本格運行に向けて改善策の検討を行っていきますが、今回のアンケート調査もその一部に活用します。

設問1【現在のコミュニティバスの運行に対する満足度について】

現在のコミュニティバスの運行状況について、どのように感じていますか?当てはまるものに○を付けてください。
  満足 やや満足 やや不満 不満 未利用・
分からない
@バスの運行本数
Aバスの運行時間帯
Bバスの運行コース
C目的地までの所要時間
Dバス停までの距離
E運賃(1回100円・1日200円)
F車両環境(広さ、乗り降りの
しやすさ、車内環境など)

設問2【コミュニティバスの運行に対する改善要望について】

 今後の運行においてどのような改善が必要か具体的にお聞かせください。

★常磐線の利便性の向上について


【現状】

 市では常磐線の利便性向上を目指して、近隣常磐線沿線市町村との連携を図りながら「茨城県常磐線複々線化促進期成会」や「常磐線東京駅乗り入れ推進協議会」、「県南常磐線輸送力増強期成同盟会」を組織し、国土交通省やJR東日本に対する陳情、要望活動を実施しています。そのような活動の成果として、平成14年12月からは、牛久駅に停車する列車本数が上下2本ずつ増加しています。

牛久駅およびひたち野うしく駅に停車する列車本数

  牛久駅 ひたち野うしく駅
平成12年 平成13年 平成14年 平成12年 平成13年 平成14年
特急列車 下り 5 5 7 1 1 1
上り 2 2 4 0 1 1
普通列車 下り 69 69 69 68 68 68
上り 69 69 69 66 66 66
合計 下り 74 74 76 69 69 69
上り 71 71 73 66 67 67
1日平均乗車人員数(人) 21,644 20,478 19,870 4,377 4,906 5,430
 なお、市民満足度調査において要望の多かった「快速電車の延伸乗り入れ」や「普通電車の運転本数の増発」については、JR東日本水戸支社より、藤代以北が交流区間であり直流車両が導入不可能であることや、保有する車両を最大限に投入しているため、増発、増結は難しいとの回答を得ていますが、引き続き陳情、要望活動を実施していきます。

設問3【陳情・要望の重点事項について】

 常磐線の利便性を向上させるための陳情・要望事項として、重点的に取り組むべきものは何ですか?(当てはまると思うものすべてをお選びください)
1. 快速電車の延伸
2. 中距離電車(普通列車)および通勤快速電車の増発
3. 早朝始発便・深夜最終便の運行時間の拡大
4. 牛久駅(ひたち野うしく駅)始発列車の実現
5. 特急電車の増発
6. ひたち野うしく駅への通勤快速電車、特急電車の停車
7. 東京駅への中距離電車の乗り入れ
8. 中距離電車旧型車両の新型車両への入れ替え
9. 中距離電車への2階建て車両の導入(座席数の増)
10. 常磐線複々線化の実現
11. その他(            )

★幹線道路の整備について


【現状】

 道路には、国が管理する国道、県が管理する県道、市が管理する市道がありますが、市道の中でも市内を広域的に結ぶための機能を持つ幹線道路と、幹線道路を補完し日常生活で使用される生活道路とがあります。

1.首都圏中央連絡自動車道(圏央道)について

 圏央道は、都心から半径およそ40から60kmの位置に計画された総延長約300kmにおよぶ環状の自動車専用道路です。3月29日には、圏央道つくばジャンクションからつくば牛久インターチェンジ間の1.5kmが県内で初めて開通し、同時に接続道路の国道6号牛久土浦バイパスの一部区間2.3kmが開通しました。現在市内でも、猪子町地内、上柏田地内、下根町地内で工事が進められています。

2.国道6号牛久土浦バイパスについて

 牛久土浦バイパスは、牛久市や土浦市荒川沖の国道6号の渋滞緩和を目的として、平成6年に都市計画決定され、現在国道408号から学園東大通り間の整備事業が実施されており、国道408号から学園西大通りまでの区間が、圏央道の一部完成と合わせて開通しています。しかし、市内4.3km区間については、未着手の状況です。

3.都市計画道路について

 幹線市道の中で、都市計画法により計画された都市計画道路は、市街地形成の骨格となるものであり、全部で22路線あります。牛久市ではその多くが土地区画整理事業の中で施工されてきたことから、14路線が既に整備を完了している状況にあります。
 また、現在整備中の路線としては、ひたち野地内の区画整理事業に伴い都市基盤整備公団が施工している路線が5路線、県が施工している路線として6号国道田宮交差点から西側に延伸される田宮・中柏田線が、また市施工のものとして6号国道より西側の地区を南北に結ぶ城中・田宮線があります。なお、計画路線のうち未着手となっている主な路線は下表のとおりです。
路線名 幅員 延長 説明
田宮・中柏田線 16m 845m 既に開通している6号国道から牛久消防署の交差点までの区間から東側に845m延伸する計画となっています。
城中・田宮線 22m 1,450m 城中・田宮線の全体計画は、牛久土浦バイパス(南側)から県道、牛久・守谷線まで(北側)を結ぶもの(延長2,560m)で、そのうち1,110mが現在工事中です。
南裏・蛇喰線 16m 705m みどり野団地からJRの跨線橋を越えて、6号国道との交差点から西側に城中・田宮線まで延伸する計画となっています。

設問4【今後の幹線道路の整備について】

 今後の市内幹線道路整備の参考とするため、市民の皆さんのご意見をお聞かせください。

★最後に、あなた自身についてお伺いします。

次の項目ごとに、該当する番号をお選びください。

設問5【性別】あなたの性別は?

1.男性    2.女性

設問6【年齢】あなたの年齢は?

1.20歳未満 2.20歳代 3.30歳代 4.40歳代 
5.50歳代 6.60歳代 7.70歳代 8.80歳以上