風疹の予防接種はお済みですか???


昭和54年4月2日から昭和62年10月1日生まれの方

 現在、予防接種法に基づいた定期接種として風疹の予防接種を受けることができるのは、生後12カ月から90カ月未満の小児です。
 ただし、平成15年9月30日までは、昭和54年4月2日から昭和62年10月1日生まれの方も予防接種法に基づいた予防接種を受けることができます。
 風疹の予防接種をまだ受けていない方、風疹にまだかかったことがない方は、市保健センターへお越しください。
風疹ってどんな病気?
 風疹は、風疹ウイルスに感染してから2〜3週間後に、赤くて小さな発しんが全身に出る病気です。発しんが出ると同時か、少し遅れて発熱する場合が多いのですが、熱が出ないこともあります。また、発しんの出る3日ほど前から、首や耳の後ろなどのリンパ節がはれてきて、押すと痛みます。飛沫感染(感染している人のせきやくしゃみなどからうつる)し、季節的には冬から春先にかけてみられる病気です。

風疹の予防接種は必要?

 妊娠中(特に妊娠5カ月まで)の女性が風疹にかかると、かなりの割合で先天性風疹症候群という、目や耳、心臓に異常がある赤ちゃんが産まれます。また、妊娠中の女性にかかわらず、かかるとまれに、血小板減少性紫斑病や脳炎を合併することもあります。大人は、子どもより重症になる場合が多いといわれています。
 自分の体を守るためにも、将来生まれてくる赤ちゃんのためにも、これからママになり得る女性はもちろん、男性も風疹にかかって抗体のない妊婦にうつしてしまうことのないよう、きちんと予防接種を受けておく必要があります。
 風疹ワクチンの予防接種は、受ければ95%以上の方に抗体ができます。一度かかってしまえば抗体ができますが、かかったかどうか疑わしい場合も接種を受けた方が安心です。抗体がある人に接種したとしても、特別な副反応はなく、追加免疫効果があります。
 また、風疹ウイルスに対する抗体があるかどうかは、血液検査で調べることができます。

風疹の予防接種を受けるには?

 風疹の予防接種は、生涯を通じて1回行うことになっていますので、過去に受けていない方のみが対象です。
 平成6年以前は、中学生の女子のみに集団接種が実施されていました。その後、法の移行措置に基づき、市では平成7、8年には小学校一年生の男女に、平成7年から12年までは中学一年生の男女に学校での集団接種を実施しました。予防接種歴をよくご確認ください。
 接種を受けていない方は、平成15年9月30日までに受けておきましょう。期間が過ぎた場合、また対象になっていない方は、自己負担でお受けいただくことになりますのでご注意ください。

風疹予防接種のご案内

○対象 昭和54年4月2日から昭和62年10月1日までに生まれた方で、過去に一度も風疹の予防接種を受けていない方
○期限 9月30日(火)まで
○申し込み 市健康管理課(市保健センター) 
 母子健康手帳などの予防接種歴の分かるものを持参してください。
 公費負担で接種が受けられる予診票を発行します。
 予診票は、市内協力医療機関で9月30日まで利用することができます。
※幼児の風疹予防接種予診票は、1歳の誕生日ごろに、ご自宅へ郵送します。
 届いてから接種を受けてください。麻疹(はしか)と風疹の予診票を一緒に送付しますが、麻疹(かかった場合に病状が重くなりがち)を優先させましょう。

30歳からの市民ドックのご案内(10月分)

実施日 場所 対象行政区等 申込締め切り日
10月1日(水) 

市保健センター

東区・岡見区・第8岡見区・東岡見区・東猯穴区・大中区・ねむの木台地区・上池台区・女化区・東みどり野区・神谷区・栄西区・下根区・東下根区・田宮区・女化西区・柏田台区・ひたち野区・びゅうパルクひたち野区

8月22日(金)
10月2日(木)
10月3日(金)
10月6日(月)
10月7日(火)
10月8日(水)
10月9日(木)
10月10日(金)
※10月で今年度の市民ドックは終了です。
※昨年度、市民ドックを受けていない方は、申し込みが必要です。
※ 電話または市健康管理課(保健センター)窓口でお申し込みください。

問い合わせ 市健康管理課電話029-873-2111内線1744