合併に関するさまざまなご質問にお答えします


Q.市民意識調査および市民懇談会でいただいたさまざまなご意見やご質問に対して、紙面を使って順次お答えしています。今回は、その第8回となります。
牛久市合併懇話会から、「合併は推進すべき、相手は阿見町」との報告があったようですが、これで合併は決まったのですか?

A.  牛久市の合併懇話会は、市民の皆さんの合併に関する総意、つまりは民意というものを把握するために設置したもので、その報告は民意を把握するには重要な牛久市の側からの合併に関する意見となります。牛久市の民意を把握するという観点からは、ほかに市民懇談会(全行政区対象・24回開催・延べ902人参加)、団体懇談会(希望団体対象・5回開催・延べ180人参加)を行っています。次の段階として、それらを総括し、牛久市として具体的な相手を決めての協議に入るかどうかの判断決定を行います。牛久市合併懇話会で決定した「相手は、阿見町」というのは、この協議に入る相手先を阿見町としたということです。具体的な合併の協議に入るためには、牛久市ばかりでなく相手市町の長が牛久市と協議に入ることを決定する必要があります。その上で、関係市町により合併協議会が設立され(法定の合併協議会の場合は、各市町の議会で議決されることが必要)、合併するかどうかを含め具体的な新市の将来計画などを決定していくことになります。その後、合併に関する協議が整い、合併をするとなった場合は、その協議の内容などを記載した協定を締結し、議会の議決を経て、合併の申請を都道府県知事に対して行うことになります。以降の手続きに関しては、前号でお知らせした通りとなっています。
 最終的には、国において合併の告示がなされてはじめて、合併が成立したということになります。

Q.牛久市の合併懇話会において「相手は、阿見町」となったようですが、具体的に阿見町の状況はどのようになっているのですか?(牛久市を合併協議相手と考えているのですか)

A. 阿見町の状況については、新聞報道などで知り得る範囲のものでしかありませんが、現状についてはほぼ牛久市と同様のことが言えるのではないかと考えています。
 阿見町の合併に関する町民意識調査結果は、「町の合併の是非」については「すぐにでも合併する必要がある」が13.1%、「いずれは必要だと思うが慎重に対応すべき」が64.1%、「単独でまちづくりを進めるべき」が13.8%などとなっており、「合併の相手先」については、上位3パターンとなりますが、牛久市が34.4%、美浦村が18.0%、牛久市・美浦村が17.2%となっています。
 また、阿見町合併検討懇話会においては「合併は推進すべき」であり、「相手」は牛久市、美浦村、牛久市・美浦村の3パターンがあるとしています。そのほか、阿見町の合併に関する地区懇談会がありますが、今年の4月上旬に終了しています。今後は牛久市と同様、阿見町としての合併に関する方針を決定していくものと考えています。