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市民満足度調査結果が出ました
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牛久市って住みやすい?それとも住みにくい?
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平成15年2月に実施した「牛久市の行政サービスに対する市民満足度調査」の集計結果をお知らせします。
この調査は、現状の市の行政サービスについて市民がどのように感じているかをとらえ、今後の行政サービス改善の基礎資料とするため、市内にお住まいの20歳以上の方のうち、無作為に抽出された3,000人を対象として実施しました。皆さんのご協力により、回収標本数は1279件、回収率は42.6%の回答を得ることができました。市では、これらの結果を受け止め、今後の市政運営に活用していきます。
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調査の実施概要
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◎実施時期 2月3日(月)発送 2月21日(金)締め切り
◎対象者 3,000人(市内に在住の20歳以上の方)
◎調査項目
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1.市政全般における満足度について
2.政策別の満足度および重要度について
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政策別の満足度および重要度とは…
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市は、現在「第2次総合計画(計画期間2001年〜2010年)」に基づき「あたたかみのあるまち」を実現するために、
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1.「人と文化を育むまち」づくり
2.「安全で安心して暮らせるまち」づくり
3.「地球環境を守るまち」づくり
4.「活力のあふれるまち」づくり
5.「快適な生活空間のあるまち」づくり
6.「ふれあいと交流のひろがるまち」づくり
7.「行政運営に創意工夫のあるまち」づくり
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の7つを基本理念としたまちづくりを推進していますが、今回の市民満足度調査では、この基本理念に位置付けられている政策(37分野)別に、それぞれに対する満足度(現在の満足状況)と、重要度(優先して推進すべきかどうか)をお聞きしました。
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市民満足度調査結果
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(1) 回答者の構成
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(2) 牛久市に対する住みごこち感およびその経年変化
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平成15年2月
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平成10年2月
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(3) 日ごろの行政サービスについて、納めている税金に見合ったサービスが受けられていると感じますか?
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(4)政策別満足度および重要度
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【満足度・重要度の政策分野別ランキング】
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7つの基本理念 |
37の政策分野 |
満足度
得点 |
不満足度 |
重要度 |
総合(不満足度×重要度) |
得点 |
順位 |
得点 |
順位 |
得点 |
順位 |
1.人と文化を育むまち |
1.子どもたちの豊かな人間性や創造性を育む「心の教育」の推進 |
3.74 |
2.26 |
18 |
5.20 |
10 |
11.752 |
10 |
2.自ら学び自ら考える力を育てる学習指導内容の充実 |
3.97 |
2.03 |
32 |
5.00 |
14 |
10.15 |
24 |
3.子どもたちの健やかな成長を助ける教育環境の整備 |
3.98 |
2.02 |
33 |
4.82 |
19 |
9.7364 |
29 |
4.豊かな人生を創出する生涯学習の推進 |
3.94 |
2.06 |
28 |
4.76 |
22 |
9.8056 |
28 |
5.生涯スポーツの推進による市民の健康づくり |
4.09 |
1.91 |
36 |
4.48 |
29 |
8.5568 |
37 |
6.伝統・文化の継承と市民文化の創造 |
3.96 |
2.04 |
30 |
4.39 |
33 |
8.9556 |
35 |
7.次代を担う青少年の健全育成 |
3.82 |
2.18 |
22 |
4.53 |
27 |
9.8754 |
27 |
2.安全で安心して暮らせるまち |
8.すべての市民が安心して社会生活を送ることのできる福祉のまちづくりの推進 |
3.92 |
2.08 |
27 |
5.26 |
3 |
10.9408 |
16 |
9.安心して子どもを産み育てることのできる地域づくり |
3.73 |
2.27 |
16 |
5.18 |
11 |
11.7586 |
9 |
10.高齢者が安心して生活できるための環境づくり |
3.87 |
2.13 |
25 |
5.21 |
7 |
11.0973 |
13 |
11.バリアフリーのまちづくりと障害者の自立・社会参加の促進 |
3.64 |
2.36 |
8 |
5.25 |
5 |
12.39 |
4 |
12.充実した医療体制と地域に密着した保健サービスの連携による市民の健康の確保 |
3.95 |
2.05 |
29 |
5.21 |
7 |
10.6805 |
17 |
13.犯罪のない安全な地域づくり |
3.20 |
2.80 |
1 |
5.46 |
1 |
15.288 |
1 |
14.消防・防災対策の推進 |
3.91 |
2.09 |
26 |
5.10 |
12 |
10.659 |
18 |
15.交通死亡事故ゼロを目指した交通安全の推進 |
3.73 |
2.27 |
16 |
5.26 |
3 |
11.9402 |
8 |
3.地球環境を守るまち |
16.地球環境に配慮した地域づくり |
3.67 |
2.33 |
11 |
4.92 |
17 |
11.4636 |
11 |
17.ごみの減量化・資源化と適切な処理 |
4.06 |
1.94 |
35 |
5.29 |
2 |
10.2626 |
22 |
18.みどりの創出と自然環境の保護 |
4.03 |
1.97 |
34 |
4.88 |
18 |
9.6136 |
31 |
19.水質汚濁の防止・生活環境の向上と水辺環境の保全 |
3.66 |
2.34 |
9 |
5.22 |
6 |
12.2148 |
5 |
4.活力のあふれるまち |
20.多様な都市機能の集積による業務核都市の形成 |
3.49 |
2.51 |
6 |
4.36 |
34 |
10.9436 |
15 |
21.職業として魅力とやりがいのある農業の振興 |
3.66 |
2.34 |
9 |
4.52 |
28 |
10.5768 |
19 |
22.個性と魅力あふれる商業の育成、地域経済を支える工業・観光の振興 |
3.72 |
2.28 |
15 |
4.42 |
30 |
10.0776 |
26 |
23.安定した労働環境の確保 |
3.43 |
2.57 |
4 |
4.65 |
25 |
11.9505 |
6 |
24.消費生活の向上 |
3.50 |
2.50 |
7 |
4.56 |
26 |
11.4 |
12 |
5.快適な生活空間のあるまち |
25.快適な生活時間を演出する都市交通網の整備 |
3.21 |
2.79 |
2 |
5.21 |
7 |
14.5359 |
2 |
26.快適な日常生活を支えるための生活基盤の整備 |
3.35 |
2.65 |
3 |
5.04 |
13 |
13.356 |
3 |
27.土地利用の適正化と計画的なまちづくりの推進 |
3.48 |
2.52 |
5 |
4.74 |
23 |
11.9448 |
7 |
28.市民生活を便利にする地域情報化の推進 |
3.69 |
2.31 |
13 |
4.40 |
31 |
10.164 |
23 |
29.生活に安らぎを与えるさわやかな衛生環境の確保 |
3.78 |
2.22 |
21 |
4.98 |
15 |
11.0556 |
14 |
6.ふれあいと交流のひろがるまち |
30.「協創」の精神に基づく市民参加の促進 |
3.70 |
2.30 |
14 |
4.40 |
31 |
10.12 |
25 |
31.男女の平等とよりよいパートナーシップのための男女共同参画社会の形成 |
3.68 |
2.32 |
12 |
4.11 |
37 |
9.5352 |
32 |
32.世代・地域を超えて交流の広がるコミュニティ活動の振興 |
3.76 |
2.24 |
19 |
4.20 |
36 |
9.408 |
33 |
33.世界と地域に友情の輪を広げる国際交流の推進 |
3.82 |
2.18 |
22 |
4.30 |
35 |
9.374 |
34 |
7.行政運営に創意工夫のあるまち |
34.行政活動の透明性の確保による市民との情報共有の推進 |
3.83 |
2.17 |
24 |
4.81 |
20 |
10.4377 |
21 |
35.利便性の向上と効果的な施策を展開するための行政運営システムの改善 |
4.21 |
1.79 |
37 |
4.95 |
16 |
8.8605 |
36 |
36.最小のコストで最大の効果を生み出す効率的な行財政の運営 |
3.77 |
2.23 |
20 |
4.74 |
23 |
10.5702 |
20 |
37.広域行政の推進による市民サービスの向上 |
3.96 |
2.04 |
30 |
4.77 |
21 |
9.7308 |
30 |
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上表は、37の政策分野の満足度と重要度について、6段階評価していただいたものを数値化(例:非常に満足を6点、非常に不満を1点)し、平均点を一覧にまとめたものです。(3.5が中間点となります)
また、不満足度と重要度を掛け合わせることで、「市民が重要と考えながら満足度の低い政策分野の絞り込み」を行っています。(散布図参照)
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(5)調査分析結果と今後の対応
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満足度・重要度の散布図
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牛久市の住みごこちについては、平均が4.20点となり、「やや満足」以上の割合も82.5%を占めています。しかしながら、前回調査時(平成10年2月)との比較では、「普通」以上の割合は6.1%減少し、「非常に住みやすい」という回答が0.5%上昇したものの、「住みやすい」という回答は6.5%減少しています。
一方、納めている税金に見合うサービスがされているかという値ごろ感の平均は、3.31点となり、「あまり感じられない」以下の割合も58.5%と過半数を占めています。
これらの結果から判断すると、牛久市は市民にとって住みやすいまちであると言えるものの、その住みやすさは行政サービス以外の地理的要因や自然環境などの要因によるものと思われ、現在の行政サービス水準が、市民の住みごこちの良さを導き出しているものではないと考えられます。また、満足度および重要度の分析は、それぞれの【不満足度】(6点マイナス満足度)と【重要度】を掛け合わせることで、「市民が重要と考えながら満足度の低い政策分野の絞り込み」を行っています。この結果、「犯罪のない安全な地域づくり(15.288)」や「快適な生活時間を演出する都市交通網の整備(14.5359)」などは、市民からの声として、早急な対応を求められている事項であるという結果となりました。
なお、今回の調査では、市政への満足度および重要度について市民の声を伺いましたが、政策分野を特定することまでが限界であり、なぜ満足度が低いのか、またどのような改善の方向性が必要なのかといった点について、さらに深く考察を加えるための調査が必要であるものと考えます。
そこで、市民が重要と考えながら満足度の低い政策分野の絞り込みの結果、下位にランクされた5つの政策分野について、5月ごろから「広報うしく」の紙面を活用したアンケート調査(追跡調査)を実施する予定です。ご協力よろしくお願いします。
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調査分析結果の詳細は、市ホームページの政策審議室のページ(※)で公開していますので、ご参照ください。
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http://www.city.ushiku.ibaraki.jp/section/seisaku/index.htm
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問い合わせ 市政策審議室 電話
029-873-2111内線3301 FAX029-871-1956
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